Case:Big sleepover

イギリスのIKEAがファンとの『絆を深める』ために開いたユニークなイベント。
このイベントはIKEAが主催となり、Essexにある店舗にファンを集めて、壮大な『お泊まり会』を開催するという企画。

企画の背景

この企画のそもそものアイディアは、FacebookのIKEA関連ファンページで10万人近くのファンを擁する ‘I wanna have a sleepover in IKEA’(IKEAでお泊まり会がやりたい!)というコミュニティからヒントを得て企画されました。
*このファンページは恐らくあるファンが立ち上げたアンオフィシャルなコミュニティだと思われます。

イベントの詳細

IKEAイギリスは、 ‘I wanna have a sleepover in IKEA’のコミュニティに参加するファンの中から抽選で100人をIKEAの店舗で一夜を過ごすお泊まり会に招待しました。ちなみにこのイベントへの参加条件は、「25歳以上であること」と「ドレスコードとしてパジャマを着用すること」の2点でした。

お泊まり会のホストであるIKEAは、はじめに参加したファン全員に、アイマスクやスリッパ、タオル、夜食となるおやつなどが入った素敵な小袋を手渡します。

更に、彼らにお泊まり会を存分に楽しんでもらうために、ホットチョコレートを入れてあげたり、マッサージをしてあげたり、更にはマニキュアを塗ってあげたりします。日ごろよく眠れないという悩みのある人には、「眠りの専門家」がよく眠れるようにアドバイスもしてあげました。

加えてベッドに横になる参加者には、映画を上映したり、お伽噺まで読んであげるという正に至れりつくせりのプログラムで参加者をもてなしました。

もちろん参加したファンのみなさんは大いにリラックスできて大満足だったようです。

イベントによりIKEAが得られた成果

今回のイベントは単なる面白いPRという意味合いだけでなく、参加したファンに様々なベッドやソファなどを“一晩中じっくりと時間をかけて”体験してもらうことができたという点で有効な企画だと思います。
(一般的に顧客がベッドを選ぶ際には、わずか5分程度しか時間を費やさないそうです。)

これに加えて、お泊まり会で大いに楽しんだ参加者の口コミ(リアル&WEB)により、‘I wanna have a sleepover in IKEA’のファンを中心に『次はどこでお泊まり会が開催されるんだろう』と期待させて、IKEAに対する想いが高まったのではないかと考えられます。

「遊び心」と「ホスピタリティ」溢れるグレイトなプロモーション。
ファンの声(‘I wanna have a sleepover in IKEA’)をFacebookで見つけて、ファンが想像する以上の素晴らしいクオリティで「ファンの想い」に応えることにより、エンゲージメントを強固なものにするというプロモーション。
Facebookのプロモーション活用手法として、とても参考になるケースでした。素晴らしい!

動画はコチラ

参考サイト

・PSFK
http://www.psfk.com/2012/01/ikea-sleepover-facebook-fans.html