Case:Breast Cancer Bra

ブラジルの大手ショッピングモール「Shopping Pátio Dom Luís」が、乳がん啓発月間(Pink October)に女性用アパレル店で実施したダイレクトマーケティング。

目的は、店舗を訪れたお客さんに“乳がんの予防検診”を通常とは変わった手法で訴求することでした。

同社はこの目的を達成するために、お客さんの目がつきやすいセール品のコーナーに、『半分にカットされたブラジャー』を“Pink October”の期間中、他の衣料品と一緒にハンガーに吊るしておきました。

そしてこの『半分にカットされたブラジャー』には、「Prevent breast cancer. Do the self-examination.」(乳がんの予防に自ら検診に通いましょう!)というタグがつけられています。

『半分にカットされたブラジャー』は、「乳がんになると、あなたの大切な乳房を切り落とすことにもなりかねないんですよ」という深刻な事実を顧客に暗示しているようです。

今回の“半分にカットされたブラジャー”を使ったコミュニケーションは、“・・・をしないと、大変嫌なことが起こりますよ。だから皆さん・・・しましょう!”という、いわゆる「恐怖訴求」のコミュニケーションメソッドをとっています。

乳がんの予防を「恐怖訴求」のメソッドでPRすることはよく行われますが、「ブラジャーを半分にする」という発想が大胆で秀逸だと思います。『半分のブラジャー』って、普通の人が考えることもお目にかかることもないという意外性が肝でしょうか。

加えて、プリント広告などではなく、実店舗で他の商品に紛れ込ませてゲリラ的に行っているのも面白いですね。

参考サイト

・I believe in advertising
http://www.ibelieveinadv.com/2012/01/shopping-patio-dom-luis-breast-cancer-bra/