テーマ:Catvertising

カナダの広告代理店「John St.」が、世界で初めて「ネコビデオ部門」を創設したという業界ニュースを紹介します。

この代理店は昨年セルフプロモーション用に「もしも広告代理店が8歳の女の子の誕生日パーティーを企画実施したら・・・」というユニークな映像を公開して話題になった会社です。

「John St.」は、自分たちが一般的な広告代理店から、“ネコを活用した宣伝映像”を用いてクライアントのコミュニケーション課題を解決するAgency、その名も“Catvertising Agency”に生まれ変わることを主張するプロモーションビデオをYouTubeで公開しました。

ビデオは、「2012年までには全てのオンラインビデオコンテンツの75%が猫関連になる」というFacebook CEO、マーク・ザッカーバーグ氏の発言[2011年9月時点]を引用するところから始まります。(「ホント?!」と突っ込みをいれたくなるような数値ですが。。)

ビデオの中で「John St.」の担当者は、‘Nobody wants to see ads anymore. They want cat videos’という、冗談とも本心ともとれる発言をしています。この点から『ビジネスの宣伝ツールとして“ネコビデオ”は物凄く効果的である』とも主張しています。

今回の「ネコビデオ部門」創設にあたっては、上層部が「“ネコビデオ”は今後さらに市場が拡大するはずだ!」と突然考え、安易に“Catvertising Agency”というコンセプトにいきなりとびついてスタートしたわけではなく、
3年前の2008年「John St.」が初めて実験的に制作した“ネコビデオ”がYouTubeで2640万視聴を記録し、その後も継続してネコを扱った映像のノウハウを吸収し続けたことで、『機は熟した』と判断し、今回「ネコビデオ部門」の創設に至ったそうです。

広告代理店が自分たちの強みを表現する際に様々な専門性を打ち出していますが、「ネコビデオに強い(特化した)代理店」という専門性の切り口は何とも斬新だと感じます。

今回の試みについてどこまでが本気で、“エッジの利いた広告代理店”ということを示すためのセルフプロモーション目的なのか私には判断がつきませんが、どちらにせよ、“Catvertising Agency”という新しいコンセプトを、とてもユニークな発表ビデオを通じて発信するこの広告代理店に好感を持ちました。

参考サイト

・Adfreak
http://www.adweek.com/adfreak/john-st-toronto-shifts-entire-focus-catvertising-136487