Case:Live Broadcast Augmented Reality

本日は、動物、自然、環境、宇宙など壮大な科学の世界を、雑誌やTVなど様々な媒体で発信する「ナショナルジオグラフィック」が手掛けたプロモーションをご紹介します。

このプロモーションのコンセプトは、最新のAR技術を駆使して、「ナショナルジオグラフィック」が発信する壮大な自然の世界を、都会に住む市民に一時でも気軽に体験してもらおうというものです。
プロモーションの名前は、“Live Broadcast Augmented Reality”

人が行き交うショッピングモールの広場に大きなスクリーンを設置し、その前方地面にナショジオのマークを記した四角いスペースを設けてあります。

通りすがりの市民がこのスペースに立つことで、前方のスクリーンで『自分自身がナショナルジオグラフィックの世界に入り込んでいる様子が映し出される』という仕掛けが施されています。

『ナショジョオの世界』といえばもちろん、、、
野生動物が現れてきます。動物たちは勿論、野生生活をしているように動き回ります。

おそるおそるも楽しげに、スクリーンを見つめながら“デジタルヒョウ”に触れようとする親子の姿。
ほのぼのとしてとってもいい感じです。

野生動物を撫でる仕草をする男性。スクリーンがないとコミカルに見えます。

地上の動物だけでなく、イルカとも共演できます。宙を飛び跳ねたりもします。

ちなみにこちらは、イルカに水をかけられたと思って頭をぬぐう仕草をする男性。お調子物みたいです。

野生動物の姿だけじゃなく、『嵐』といった天候の変化も自分の姿とともに再現されます。

さらには、こんな太古の恐竜ともスクリーン上で共演できます。写真に撮っておきたいですね。

月面に降り立った宇宙飛行士との共演も可能です。無重力世界を歩く様子も再現されます。

このプロモーションにより、1万人以上の人がこのインスタレーションを体験し、結果、この体験の模様(自分自身がナショジオの世界に入っている)が収められた1,000以上もの写真やビデオが瞬く間にFacebook等のソーシャルメディアにアップされ、大いに話題になったそうです。

ちなみに大好評だったため、同様のインスタレーションを次はハンガリーで行うそうです。
(パッケージ化されているので今後様々な商業施設に売り込んでいけるのではないかとも思います)

子供だけでなく、大人たちもみんなが楽しんでいたようです。
ナショジオの“非日常の世界”に自ら入り込んだ体験者は、当然自らこの写真や動画を誰かに見せたく(共有したく)なりますね。

ターゲットに『エンターテインメント』&『サプライズ』という感情を与えることに大成功したプロモーション。
デジタルテクノロジーはあくまでもそれを実現するツールですね。

動画はコチラ

Live Augmented Reality for National Geographic / UPC from Appshaker Ltd on Vimeo.

参考サイト

・I believe in advertising
http://www.ibelieveinadv.com/2011/11/national-geographic-live-augmented-reality/