Case:Half For Happiness

本日はブラジルの慈善団体による啓発プロモーションをご紹介します。

低所得者層を支援する慈善活動団体「Casa do Zezinho」のアウトドアプロモーション、『Half for Happiness』プロジェクト(このプロジェクトの背景には、「Casa do Zezinho」が支援する低所得者層は慢性的な栄養不足に苦しんでいるという状況が存在します)。

そのような状況下において考案されたこの『Half for Happiness』プロジェクトでは、街中のスーパーマーケットの協力を得て、スーパーマーケットにて販売する生鮮食品を「通常の半分の量」にしてパッケージして販売するという施策を実施しました。

「半分の量」にして空いたパッケージのスペースには、ロゴとともに「How about sharing with those in need?」(この食品の半分部分を本当に必要としている人[栄養不足に陥っている低所得者層]にお裾分けしませんか)という文字が刻まれています。

これらの『はんぶんこ食品』は通常の大きさの食品と同じ料金となっており、お客さんがこれらの『はんぶんこ食品』を購入すると、その内の半分の代金が「Casa doZezinho」に寄付されて、栄養不足の低所得者層を支援する活動に回されるという仕掛けです。

このプロモーションの結果、期間中1日あたり100個ほどの『はんぶんこ食品』が販売されるとともに、大勢の市民に問題意識を植え付けたという点で大きな成果を収めたそうです。

日ごろ積極的にこのような慈善活動を検討したり、参加している人だけではなく、あまりそういったことに問題意識を持っていない人に対しても、「スーパーマーケットで食品を探す」という‘ふとした瞬間’に善行を促す、というアイディアが素晴らしいです。

「どうせ1個まるまる購入しても食べきれない(or腐らせちゃう)」などと考える買物客に、「だったらイイコトにもなる『はんぶんこ食品』を買おうかしら」と思わせる仕組みがグッドだと思いました。

「市民の善行を期待する」ためには、プロデュース側がいい意味で『ついで感』を演出することが重要だと感じます。

そういったアイディアに関心のある方は下記作品も参考になると思いますのでご覧ください。
“回転寿司のお皿”で震災日本への寄付を募る
https://adgang.jp/2011/07/8494.html

動画はコチラ

参考サイト

・Creativeguerrillamarketing
http://www.creativeguerrillamarketing.com/guerrilla-marketing/share-dream-future-unconventional-marketing/