Case:The day the stadium spoke

本日はNIKEのユニークなTV-CMをご紹介します。

先週日曜日に開催された南米で1,2を争うほど多くの人が視聴するサッカーイベント「コパ・アメリカ」の決勝戦のTV放送にて、アルゼンチンNIKEが流したCMです。
※今大会はアルゼンチンが開催国ではあったものの準々決勝で敗退し、決勝戦は「ウルグアイ VS パラグアイ」というアルゼンチン国民にとっては、プライドを傷つけられる非常に歯痒い大会になりました。

CMの舞台はアルゼンチンの強豪チーム、「ボカ・ジュニアーズ」の本​拠地ボンボネーラスタジアム。

NIKEがスポンサーとなっている「ボカ・ジュニアーズ」は南米屈指の名門クラブと呼ばれ、これまで数々のタイトルを獲得してきましたが、近年は成績不振が続いている状況下にありました。

そんな「ボカ・ジュニアーズ」の選手たちが練習のためピッチに現れると、突然スピーカーから謎の​声が響きわたります。
その声の正体は、なんと“スタジアムの声”でした。

“スタジアムの声”は、成績不振が続くチーム・選手に対して、努力を惜しまず、サッカー選手と​しての誇りを取り戻し、サポーターのためにも再び栄光を手にしよう!と選手を激しく鼓舞する言葉を投げかけています。

 具体的には以下のようなメッセージを発しています。 

 スタジアムの声:『やあ、驚かせて悪かったね。』

 『君たちにずっと言いたかったことがあるんだ。今、スタンドが静かで丁度いい機会なので話させてくれ』

 『今日は、“栄光”について君たちに語りたい』

 『“栄光”を勝ち取るのは簡単ではない』

 『血と汗と涙こそがそれに到達する唯一無二の道である』

 『両足が動かなくなるまで、吐くほどに動き続け、汗を流し続けることではじめて奇跡をつかむチャンスが得られる』

 『人生のすべてをフィールドに捧げろ!』

そして最後には、『我々は今一度無敵のチームにきっとなれる!』といい、選手を強く鼓舞してCMが終了となります。

コパ・アメリカの結果に意気消沈しているアルゼンチンの国民全体を勇気づけるメッセージを発信しています。
“ここしかない”(自国開催で惨敗した大会の決勝戦のTV-CM)というタイミングが素晴らしいです。

映像の字幕を見ているだけで少しテンションがあがりました。かっこいいです。

世界各地で実施されたNIKEのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。

NIKEのクールな広告/プロモーション(まとめ)

参考サイト

・YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=HJus6WOuKg4&feature=player_embedded