Case:Help Someone Far Away

本日は世界中の恵まれない子供たちを支援する国際的な慈善団体「Global Angels」による啓発プロモーションをご紹介します。

はじめに

当プロモーション[作品]は、2011年度のCannes Young Lionsで金賞を受賞したフィルム作品です。同コンテストへの応募作品の条件は以下のようなものでした。

  • ・60秒以内の映像であること
  • ・映像の撮影にあたっては携帯電話Nokia N8のみを使用すること
  • ・「Global Angels」の活動コンセプトである『世界中の恵まれない子供たちの存在について注意を喚起する』作品であること
映像内容

まず、買物袋を両手に提げた男性が街中で派手に転びます。
すると、近くにいた誰もが即座に買物袋の中身を拾うのを手助けしてあげます。

手助けをしてもらった男性は助けてくれた市民に別れ際に1枚の紙を手渡します。

その紙の表面には、荒れた大地で一人モノを拾おうとする子供の姿とともに以下のメッセージが記載されています。

  『Everyone helps someone nearby,
           not everyone helps someone far away』

  『誰もが近くにいる名も知らない誰かの手助けをしますが、
           誰もが遠くにいる顔の見えない誰かの手助けをするわけではありません。』

そして裏面には、「Global Angels」への寄付を呼び掛けるメッセージが記されています。
       『一緒に世界中から貧困をなくして困っている子供たちを救いましょう!』

この1分間に満たない映像を通じて、“身近な人に手を差し伸べられる”そんな心優しいあなたが、“遠くで貧困に喘いでいる子供たちに目を向けられないはずがないですよね”と市民に投げかけています。

過不足ないクリエイティブも素晴らしいですが、本質をつく、ドキッとさせられるメッセージに一本取られました。

動画はコチラ

*画質の悪さは携帯電話で撮影する必要があったので、そこは愛敬ですね。
誰もが持っている携帯電話さえあれば、人の琴線に触れる映像ができることを証明する作品の一つだと思います。

参考サイト

・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/global_angels_help_someone_far_away