Case:Pandas in the mall

世界自然保護基金「WWF」による「1枚のリーフレットだけでどれだけの生活者にメッセージをリーチできるか?」を実験するというプロモーション企画。

このプロモーションのコンセプトは、「The greenest leaflet campaign in the world」(= 世界で最も地球環境に優しい冊子を用いたキャンペーン)というもの。

通常リーフレットを活用すると紙資源をある一定以上使用するため何となく地球環境に優しくないイメージがしますが、このプロモーションでは、冊子を1部しか使用しない点がポイント。

プロモーションの内容は、はじめにボランティアの若者2名にパンダの着ぐるみを着てもらいます。

ショッピングモールのエスカレーターの下で1匹の着ぐるみパンダがお客さんにリーフレットを手渡します。

リーフレットを手渡された人はエスカレーターが上にあがるまでそれを手に取り読みますが、エスカレーターの上に待ち構えているもう1匹のパンダがそのリーフレットを回収します。

続いて上のパンダが階下にくだるエスカレーターに乗る人にリーフレットを手渡し、その後この行為(エスカレーター上り下りでリーフレット手渡し&回収)を繰り返すという流れ。

この行為に興味を持った一般市民が動画を撮影し、YouTubeなどにアップすることで多くの人に到達するとともに、オンラインメディアを中心にパブリシティにも繋がったそうです。

プロモーションの結果、2週間でこの1枚のリーフレットを用いて、285,142 人もの人にメッセージが到達したそうです。

WWFならではのユニークで楽しいキャンペーンですね。
直接的な効果というよりも“こういった試み”を積極的に行うことに団体としての意義を見出しているように感じました。

世界各地でWWFが仕掛けた広告に関心のある方は下記もご覧ください。

WWFの“刺さる”広告/プロモーション(まとめ)

動画はコチラ

参考サイト

・YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ULkYhiucYX8&feature=player_embedded