Case:67 Days of Smiles

オーランドにはディズニーワールドやユニバーサルスタジオなどのテーマパークがあることで有名ではあったが、街そのものの魅力などテーマパーク以外の付加価値に観光客の関心を集めることが狙いのキャンペーン。

一般募集から2名をオーランドのスマイル大使として選び、オーランドを67日間体験してもらい、オーランドに対してのありのまま本音をソーシャルメディア上で積極的に発信してもらうという一連のキャンペーン。

施策詳細

1.一般募集から2名をスマイル大使として選び、オーランド市内(テーマパークも含める)にある100個のアトラクションに67日以内(8月27日~11月2日)に体験してもらった。

2.彼らの体験をソーシャルメディアや各メディアのインタビューを通じて発信した。

3.Visitorlando.comの今キャンペーン用サイト67 Days of Smilesを通じて、キャンペーン情報を発信しスマイル大使のエントリーを受け付けた。

4.スマイル大使の募集に際しては、USA TodayとCanwest Publicationsの2社により告知した。

5.スマイル大使の選考に最後まで残った2人は67時間の強化キャンプを行い、彼らが体験記として情報発信するであろうアトラクションをあらかじめ体験してもらった。

6.全国で同時放送されるDaily Buzzの番組内でオーランド出身の俳優でミュージシャンであるJoey Fatoneにより、スマイル大使の強化キャンプの様子を中継でレポートしてもらった。

7.選ばれた2人のスマイル大使は協議会が用意したWEB上の観光掲示板やフェイスブックTwitterアカウントと彼ら自身のブログに毎日レポートを書いた。

8.彼らは毎日、何かしらの体験ビデオレポートと写真を取り、youtubeflickrにアップしていった。

9.スマイル大使の2人はスマイル大使としての最初の露出先としてSMT(オーランドにあるクリエーティブオフィス)で強化キャンプに関するインタビューを受け、これらの内容はUSAやカナダ、イギリスの観光業関係のメディアに取り扱われた。

結果

・ 今キャンペーン用サイト67 Days of Smilesへのアクセス数が70,000ヒットに上昇し、ブログへのアクセスは80,000人を超えた。
・スマイル大使の発信した情報がオンライン上で観光ブックとなっている。
・フェイスブックのファンが現段階で15,126人を超へ、ツイッターのフォロー数が5,000人弱である。
・キャンペーンの終了時点ではyou tubeの再生回数が21,283回(2009年5月)から65,620回まで増加した。
また、フリッカーの観覧回数が計48,000回を超えた。
・計900メディアにキャンペーンが取り上げられ、計127万回以上の露出があった。
・2008年度の観光客数48万9千人と比較して2009年も観光客数は44万3千人と減少したが、不景気による市況低迷の中ではすばらしい数字であった。

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参考サイト

・ 67 Days of Smiles
http://www.orlandoinfo.com/67days/index.cfm?source=visitorlando_67days
・ PR WEEK US
http://www.prweekus.com/florida-cultivates-smile-ambassadors-in-inaugural-social-media-launch/article/163640/