Case: Penny “The path”

クリスマスもあと約1ヶ月。少しずつ楽しいムードが広がりつつある中で、ドイツのスーパーマーケットPennyは、クリスマスによく見られる楽しく明るいものではない、「家族」について深く考えさせるCMを公開しました。まずはこちらをご覧ください。

場面は朝。女性が目覚め、物憂げな表情でベットから出てきます。

そして、ある部屋に向かい、ベッドの上に置いてあるブランケットに悲しげな想いを馳せます。

思い出されるのは当時、ケンカ別れをした娘のこと。どうやら数年前の出来事のよう。

そして、夫に勇気付けられ、ブランケットを持ち、意を決してどこかへ出かける女性。

その道のりは厳しく、冬の湖に落ち、狼に出会い、険しい山を抜けて行きます。

ようやく目的地に到着。誰かの家のようです。

ドアの向こうにはケンカ別れをした娘が。2人は数年ぶりとなる“心の通い合い”を愛おしみます。

そして、実は、娘の家は目と鼻の先だったことが分かります。あの厳しい旅は心の中の葛藤を映し出したものなのでした。

締めくくりには、「道のりがどれだけ遠くに見えても、今日はクリスマス、仲直りの時。(=家族で楽しみましょう。)」というメッセージが入ります。

一見、暗くてクリスマスらしからぬCMかと思いきや、最終的に伝わるのはどれだけ複雑な関係だとしても一緒にいることの素晴らしさ。物理的な距離が近くても、心の距離は簡単に遠く離れてしまうことを教えてくれます。

公開してからわずか5日間で300万再生を突破したこの物語は、スーパーマーケットという普段身近な存在だからこそ、このようなメッセージも届くのかもしれません。改めてクリスマスは大切な人と過ごす大事な日であることを思い起こさせてくれるCMでした。