Case: KLM Flight Upgrader

機内設備を簡素にしたり、一般の航空会社では無料で行っているサービスを有料にすることで、運賃の低価格化を実現している格安航空会社(LCC)。とりあえず“安ければいい!”という人には最適かもしれませんが、やはり両者のサービスに大きな差があることは明らかです。

この質の差を格安航空会社の搭乗客に向けてアピールするため、オランダのフラッグキャリア・KLMオランダ航空が、ニューヨークのJFK空港へと向かう人たちに、同社のサービスを体感できるカードボードでできたVRゴーグルを配って回りました。

KLMの専用アプリ(iOS,Android)をダウンロードしたスマホをこのゴーグルにセットし、中をのぞくと、目の前に見えるのはKLM機内の映像。

無料の機内エンターテインメント、温かく美味しい食事、そして客室乗務員によるきめ細やかな対応などをバーチャル体験し、他社の機内にいながらもKLMを利用しているような気分になれるというわけです。

もちろん乗務員を呼んでも実際に来てくれるわけではありませんが、「LCCとの価格差を補っても余りある」という“サービスの質”に自負があるからこそできる(?)ユニークなプロモーション。『他社の機内で、KLMのサービの良さを実感してもらう』というこのユーモラスな取組みは、航空業界の専門メディアだけでなく、様々なオンラインメディアで取り上げられ注目を集めています。

(via KLM’s Flight Upgrader)