Case: Banner Made To Irritate

パソコンやスマホを使っていて、うっとおしい!と悪名高いバナー広告。確かに同じ広告が何度も表示されたり、無駄にアニメーションが流れたりと、イラッとした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

ストレスからくる苛立ちや、その他諸々の不快な症状を和らげる薬・Persenを製造するロシア製薬メーカー・Sandozは、そんなバナー広告を使ったユニークなデジタルキャンペーンを打ち出しました。

Sandozが掲出したのは、「バナー広告にはイライラしますか?」という問いから始まる、一連の質問が書かれた広告。ユーザーが「No」と答えると、次々に質問が表示されます。

「マニキュアに失敗した時」
「旦那の友達」
「旦那の女友達」
「渋滞」
「スキップボタンの無い広告」
「地下鉄で足を座席に挙げている子供」
「友だちのリア充アピール写真」

どれもこれも、日常で軽くイラっとするシチュエーションばかり(このキャンペーンのターゲットは“25歳から40歳までの女性”です)。

質問はユーザーが「Yes」と答えたところで終了し、Persenを紹介する画面が表示されて会社のHPへと誘導する仕組みとなっています。ちなみに最後まで「No」と答え続けた人は、最初に戻って延々と同じ質問が繰り返されるのだそう。

“嫌われることの多い”バナー広告の特性を利用して、ユーザーのストレス指数をMAXまで高めた(?)ところで、最後にイライラ解消効果のある薬を紹介するというアイディアセンスが光る広告でした。