Case: Camouflage for Pirin

世界的な自然保護団体・WWFのブルガリア支部が、ヨーロッパの国立公園を守るべく始めた啓発プロモーションをご紹介。

ユネスコの世界遺産に登録されていながら、産業活動によって自然破壊の脅威にさらされているブルガリア南西部のピリン国立公園の保護保全への意識を高めるべく今回生み出されたのが、“クレーン車など同地の工事・自然破壊の様子”がデザインとして描いたファッションコレクション「Save Pirin」です。

Tシャツ、パンツ、ジャケット、レギンスなどはピリン国立公園でのハイキングやトレッキング時の着用を想定して作られたもの。つまりそれらを着てハイキングやトレッキングをした時、“周囲の環境とマッチするようではいけない”…マッチしなくなるようになれば、その公園の環境が守られているということが言えるというコンセプトです。

これらのアイテムは専用サイトのSHOPコーナーにて現在販売されているように見えますが、実際に購入ボタンをクリックすると「(ピリン国立公園が幸いにもこのような惨状にはなっていないため、“今のところまだ”非売品です)このようなデザインが現実になる前に、サイトから自然環境を守るための請願書に署名してください」と表示されるようになっていました。

ファッションというアングルから、あえて惨憺たる自然破壊が進んでしまった“未来の様子”をデザインで再現することで、環境保護への意識の高まりを狙ったPR施策でした。

(via Save Pirin)