Case: Chatty School Bus

韓国の首都・ソウルから東南へおよそ130キロの位置にある清州市に住む小学生のsoukhun君は、毎日片道2時間かけて学校に通っています。耳の不自由な彼は、遠くの学校に通わざるを得ないのです。

バスに乗っている他の子どもたちもそうですが、この長いバスが一日の中で一番退屈な時間。

同国の自動車メーカー・Hyundaiは、通学時間を楽しく過ごせる画期的な仕掛けを開発しました。

ある日、いつものようにsoukhun君がバスに乗っていると、突然窓ガラスに亀のキャラクターが現われ「やあ!」と話しかけます。実はこの窓、インタラクティブなディスプレイになっていて、絵や文字を表示したり書くことができるのです。

さらに、車内の他の座席に座っている友達にメッセージを送ってチャットをしたり、搭載されたカメラで自分の写真を撮って親のスマホに送信するといったことも可能。

ただバスに揺られているだけの退屈な時間がコミュニケーションの場へと変わり、子供たちの笑顔が弾けます。

Hyundaiの開発チームが、幼い頃ガラスに息を吹きかけて、曇ったところに絵を描いて遊んだ経験から思いついたというこのアイディア。今後、メッセージや写真の送信だけでなく、音声認識やAIなどと連動すれば、もっと多様な使い方ができるようになるかもしれませんね。