Case: Every spot a masterpiece

スイス・グラウビュンデン州が実施した観光PR施策をご紹介。

スイス南東部に位置し、リヒテンシュタイン公国、オーストリア、イタリアの3国と接するグラウビュンデン州は同国最大の州で、山々に囲まれた豊かな大自然と多彩な史跡、独特の文化と伝統が守られている地域として知られています。

今回、そんなグラウビュンデン州の誇る雄大な自然の魅力を訴求するために、数々の風景画を手がけているスイス出身のアーティスト・Stefan Rüesch氏の協力を仰ぎ、スケールの大きな取組み「Every spot a masterpiece」が実施されました。

グラウビュンデンの地図にピンをつけていくRüesch氏。

そのあと、ピンを付けた場所をそれぞれ訪れ、“そこにある岩や切り株”などの手つかずの自然に、スイス国旗で使われている「白」と「赤」の模様で様々なサインを描いていきます。

このサインを描いた場所は、グラウビュンデン州サイトでハイキングのコースとして紹介。

同サイトで、Rüesch氏は「ハイキング中のインプレッションは発想の元になる。自然はこの世に存在する最も美しいアートだ」と語っています。

雄大な自然をキャンバスにしてしまうことで、アートの「発想の元になる」ほどの素晴らしい自然環境を訴え、かつその環境を(インスピレーションを得るべくハイキングに出る作家気分で)観光客にも追体験してもらうことができる施策なのです。

実際にハイキングに出かけて、このサインを見つけるという楽しみや、作家の創作活動の裏にある発想に思いを馳せながら歩くという楽しみ方ができそうですね。