Case: Better Way to Fly

数々の個性的な機内安全ビデオで知られるニュージーランド航空が、今度はニュージーランドを象徴するある動物を起用したキャンペーン動画を公開しました。

ニュージーランドの国鳥であり絶滅危惧種であるキウイ。羽がないため医師から飛べないことを宣告されがっかりするキウイの「ピート」。

となるとニュージーランドから飛び立てないはずですが、映像のシーンはアメリカ・ロサンゼルス国際空港に切り替わります。つまりニュージーランド航空のフライトを利用してアメリカまでたどり着いた、というわけです。

アメリカ観光中に撮ったと思われる写真を振り返るピート。

帰りももちろんニュージーランド航空。アメリカやカナダの各都市からニュージーランドに直行便が就航している点やオーストラリアにもコネクトしている点、機内食でニュージーランド料理を楽しめる点などを、自らも機内食を楽しみながら周囲の乗客や視聴者にアピールします。

映画の視聴から飲食の注文までできるタッチパネルの活用も手馴れたもの?

機内ではこのピートの声を演じた俳優・Sam Neillがカメオ出演といった細かい演出も。

そして動画の最後には、ピートが釣りやバンジージャンプなどニュージーランドで楽しめるアクティビティを紹介しています。

米広告業界誌の取材によると、ニュージーランド航空のブランドマーケティング担当者は「(ニュージーランド航空にとって新たな顧客を開拓する)最大の障壁の一つは距離の認知で、一部の旅客は20時間以上かかる(実際は12時間程度)と考えられている」とのこと。この対策の一つとして打ち出されたのが今回の動画だといいます。

これから3年間にわたって起用される予定というキウイのピート。早速、機内設備の訴求や乗り継ぎの説明動画などにも登場しています。

クリエイティブに定評のあるニュージーランド航空だけに、ピートはこれからどんな活躍を見せるのか?要注目ですね。