Case: Lego Ethnic

ヨーロッパの国々の中でも、移民による人口の流出が多いルーマニア。大学を卒業後外国で就職したり、若い夫婦が小さな子供を連れて海外に移住するケースが多く、ルーマニア人としてのアイデンティティーや故郷とのつながりが徐々に薄れていってしまうことが危惧されています。

そこで同国の大型ショッピングセンター・Baneasa Shopping Cityは、ルーマニアの伝統的な民族衣装を通して祖国に愛着を持ってもらおうと、政府教育省と連携し、地元の小学生と近隣国に移住した人々を招いてレゴを使って民族衣装を作るイベントを実施しました。

用意されたのは、地域ごとに異なるデザインで作られるという、民族衣装を再現した6種類のキット。各ボックスには2万個のピースが入っていて、子供たちはみな真剣な表情で取り組みます。

このキャンペーンは「伝統文化を引き継いでいくには、実際に子供が自分たちの手で作り上げることに非常に大きな意味がある」という専門家の意見と共に様々なメディアで紹介され、100万件以上のソーシャルメディアインプレッションを獲得するなど大きな反響を呼びました。

レゴを使って楽しく遊びながら、自国の文化や伝統を愛する心を育むプロジェクトのご紹介でした。