Case: Urban Vision Ad/sorbent

看板広告と言えば、商品を宣伝し、売るためのもの。一方でそれらの商品の中には、生活を便利にするものの環境に害を及ぼすものもあります。

そんな看板広告の存在価値を見直そうと、屋外広告専門の広告代理店Urban Visionが環境保護を目的とした画期的なキャンペーンを実施しました。

今回のキャンペーンでローマ、ミラノ、ロンドンの町中に『Ad/sorbent』という名の特殊な看板広告を設置。

一見普通の看板に見えますが、これらは大気汚染物質を吸収し、空気を浄化してくれる特別な看板。看板は3層構造になっており、外側には抗菌板、そして内側には汚染物質を除去する「The Breath」という吸着板が使われています。

そして、看板にはこのようなメッセージが書かれています。

この看板広告は車を売りません。その代わりに、1年間で車40万9,607台が排出する大気汚染物質を除去します。

設置からわずか15日間で、実際に車6万7,000台分も大気汚染物質を除去した『Ad/sorbent』。テレビ、インターネットなど、国内外の様々なメディアがこの先進的な取り組みについて取り上げ、一躍話題となりました。

そして、Urban Visionには更に壮大な目標が。2018年までに全ての看板広告に「The Breath」を採用し、車1,400万台分の大気汚染物質を除去することを目指しています。

看板広告に新たな役割・機能を見出し、それを一般化するべくチャレンジしている伊広告代理店によるプロジェクトでした。