Case: The All-White Kit

デンマークのスポーツブランド「Hummel」が、昨年12年ぶりにサッカーデンマーク代表のスポンサーに復帰しました。

以前は強かったデンマーク代表も、ここ数年はリオ五輪やEURO2016の予選で敗退してしまう程不調続き。国民のサッカーへの関心も薄れていました。

そんな中、もう一度デンマーク代表に注目を集めようと、Hummelが斬新なデザインのユニフォームを制作。世界中から大きな注目を集めることに成功しました。

Hummel: The All-White Kit from Rasmus Saaby Bentzen on Vimeo.

デンマーク代表と言えば国旗を示す赤と白の伝統的なユニフォームが定番なのに対し、今回のユニフォームは選手の名前も背番号も、Hummelのロゴも全てが真っ白です。

白が意味するのは「新しい始まり」。デンマーク代表にもう一度新しいスタートを切ってほしいという想いが込められています。

代表は、昨年9月に行われた親善試合リヒテンシュタイン代表戦でこのユニフォームを着用。

1試合のみでの着用だったにも関わらず、TVやインターネットなど沢山のメディアに取り上げられ、SNSでも大いに拡散しました。

広告費が1万780ユーロ(約130万円)だったのに対し、最終的にはその380倍となる411万3,319ユーロ(約4億9500万円)相当のメディア露出を実現。約1億人へのリーチを果たしました。

試合の結果も5対0でデンマークの勝利。ユニフォームのデザイン1つで、世界中から大きな注目を集めることに成功したスポーツブランドのPR施策でした。