Case: The Twitter punching bag

イギリスのEU離脱騒動や、アメリカを分断した大統領選挙など、国家レベルの大きな対立が頻発している近頃。また、私たちの身近なところでも、SNSに悪意のある書き込みをするなど、トラブルに発展するケースが多くありますね。

そんな現状に着目したのが、スウェーデンのスポーツウェアブランド・Björn Borg。バレンタインシーズンに合わせ、『普段競い合っているライバルに、愛とリスペクトを込めたメッセージを送ろう』というキャンペーンを企画し、特注のサンドバッグを作ってストックホルム市内のスポーツジムに設置しました。

このサンドバッグには56個のアルファベットや記号が書かれていて、それぞれの文字にはセンサーが組み込まれています。パンチやキックが当たると、その文字がWi-Fiを通じてツイッターに入力される仕組みです。

まずトライしたのは、Björn BorgのCEOであるHenrik Bunge氏。最大の競合相手であるナイキのCEOに宛てて「素晴らしいライバルでいてくれてありがとう。自分自身を高めてくれる君に、愛を込めて。」というツイートを投稿しました。

続いて総合格闘家のFranz Slioa選手、Sanja Trbojevic選手もチャレンジ。競い合い、切磋琢磨するライバル選手に向け「君がいるから、頑張れる」という内容の感謝のメッセージを送信します。

正確に文字を打つのがちょっと大変そうですが、きっとそこはプロの技なのでしょうね。殴って感謝の気持ちを伝えようという、なんともスポーツブランドらしい爽快な企画でした。