Case: Perceptive Banners

皆さんは、英語の『fat-thumb syndrome』という言葉をご存知でしょうか。直訳すると『太い指症候群』となるのですが、これはスマートフォンユーザーがモバイル広告を間違えてクリックしたり、指の太さによってミスタップしてしまうことを意味しています。

ある調査では、モバイルのバナー広告のインプレッション数のうち、6割以上がこのfat-thumb syndromeによる誤クリックによるものであるという統計が出ており、さらにほとんどの人が『意図せずバナーに触れてしまった時には、イライラする、頭にくる』と感じているのだそう。

これでは効果的な広告を打つどころか、逆にネガティブなイメージを与えてしまうことになりかねませんね。そこで大手家具メーカーのIKEAは、ユーザーが望んでいないのにも関わらず、自社サイトへと誘導してしまうことのないようにと、バナーにちょっとした工夫を施しました。

IKEAのバナーを間違えてタップしても、直接リンク先に遷移せず「間違いではありませんか?」と確認画面を表示したのです。

ここで『To IKEA』のボタンを押すとはじめてIKEAのHPに移動し、『BACK』を押すとすぐ元の画面に戻るので、ストレスフリーというわけ。

『日々の生活をより快適で良いものにする』というブランドコンセプトをプロモーションにも適用した、IKEAのユーザーに優しいバナー広告でした。


IKEA Perceptive Banners from Ourwork on Vimeo.