Case: Ultimate Estate

世界中で愛される老舗ボードゲーム・モノポリー。自分の資産を1番多く増やした人が勝ちというゲームで、この秋、現金の代わりにクレジットカードとATMが使える最新版のMonopoly Ultimate Bankingが発売されました。

この発売に合わせ、ゲームの“リアルさを実感してもらおう”とイタリアでユニークなキャンペーン『Ultimate Estate(究極の物件)』 を実施しました。

Hasbro: Monopoly Ultimate Estate from Daniele Papa on Vimeo.

同社は、ミラノの一角に「Ultimate Estate」という不動産屋を用意。この場所で、お客さんには内緒で、ゲームに登場する不動産取り引きを体験してもらおうというのです。

お店で紹介するのは、一流物件でありながら驚くほど安い「究極の物件」ばかり。これもゲームに出てくる物件ですが、そうとも知らない人々は、お店の張り紙に興味津々。

そしてお客さんがお店に入るや否や、スタッフから一言。

おめでとう!あなたは、今“GO(スタート地点)”を通り過ぎました。お祝いに、500ユーロをクレジットにプレゼントします。

突然の申し出にお客さんはポカン…。このプレゼントももちろんゲーム通りの内容です。

お客さんが席に着くと、スタッフは「究極の物件」を紹介。しかし、これらの物件には、様々な条件が付いており、それを含めてお客さんは購入を検討しなければなりません。

ある物件は、家主が犯罪者で現在服役中のため、その保釈金の支払いが必要。そして、釈放後は家主と同居しなければなりません。

またある物件は、隣りに有名なDJが住んでおり、騒音を我慢しなくてはいけないとのこと。お客さんもがっかりです。

他にも、屋根のない家や、近所に躾がなっていない犬がいる家など、その条件は様々。

考え込むお客さんに、最後はスタッフが、「Monopoly Ultimate BankingのPRでした!」と叫んで種明かし。これには、お客さんもビックリ。

ゲームの世界を、実際に体験してもらうという、なんともユニークな今回のキャンペーン。合わせて1万ユーロが当たる企画を特設サイトで実施しています。ゲーム会社ならではの遊び心溢れるキャンペーンでした。