Case: Noa Ubongo

中央アフリカ東部に位置するタンザニアでは、若者の高い失業率が社会的な問題となっています。高校を卒業する割合はわずか35%と非常に低く、学校で習う基本的な知識や技術を身に着けていないため、仕事をしようにも見つけることができないのだそう。

そんな状況を改善するために立ち上がったのが、同国の広告会社・Khanga Rue。『Noa Ubongo』と名付けたプロジェクトを立ち上げ、就職をするために必要な情報やスキルを教える場を作ることにしました。

学校をドロップアウトしてしまったのならば、逆に彼らが集う場所に行ってレクチャーすればいいのでは?という発想から、Khanga Rueは国内に1万カ所以上ある、『ビデオホール』と呼ばれる簡易映画館に着目。ここで履歴書の書き方や仕事の探し方、特殊な技術を学ぶための方法などを解説する映像を無料で流したのです。

ビデオを見ながら熱心にメモを取る若者たちの様子は、真剣そのもの。「自分の目標を達成するための方法を教えてくれた。」「この授業を受けて、自分の人生を変えたいと思った。」という意見が出るなど、人生を前向きに生きるモチベーションアップにつながっているようです。

将来への展望を持てずにいる世代に教育を通じて希望を与えることで、貧困をなくし、より良い国にしていくきっかけとなる素晴らしいCRS活動ですね。