Case: Metronome of Austin

「世界的なライブミュージックの中心地」と呼ばれる、米テキサス州の都市・オースティン。そんな音楽の街オースティンにある、クラシック音楽専門のラジオ局・KMFA-FMが、開局50周年を記念して、街に溢れるリズムを感じられる巨大なメトロノームを作りました。

1万4000ドルを費やして作られたこのメトロノームは、アルミとアクリル樹脂で出来ており、縦が1.8m、横が3mとかなりの大きさ。通行者の目に留まりやすい街の中心部に設置されました。

そしてこのメトロノーム、特別なのはその大きさだけではありません。 メトロノームの内部には、位置情報を元にツイートをフィルタリングするシステムが組み込まれており、オースティンの現在の「ツイートのリズム」を針の速さで教えてくれます。

つまり、オースティンでのツイート数が多ければ多いほど、針が動くスピードが速くなるというわけです。

設置された場所が美術館の敷地内だったこともあり、メトロノームはアート作品としても注目の的に。

またこのメトロノームは、特設サイトでも閲覧可能。サイトでは、「スポーツ」「音楽」「政治」「食べ物」の4つのテーマ別の「ツイートのリズム」も見られるようになっています。

作品を手掛けたクリエイティブ・ディレクターはこのように話します。

ツイッターを使う若い世代がリスナーに増えてきた今、KMFA-FMは古い考えにとらわれたつまらないラジオ局ではないということを証明したかったんです。そこで、まずは「街のリズム」を伝えることで、彼らと繋がりたいと考えました。

音楽とTwitterを「メトロノーム」というアイデアで目に見える形で繋げ、人々の注目を集めることを狙ったSNS連動型屋外広告でした。