Case: FIGHT FOR EVERY HEARTBEAT

突然ですが、皆さんは心肺蘇生法をできますか?
心臓マッサージや人工呼吸の方法など、救命講習を受けたことはあっても、いざという時に実践できるかと言われると自信はない…という人が大半ではないでしょうか。

心臓麻痺などで人が倒れた場合、できるだけ迅速に心肺蘇生(CPR)を行うことが非常に大切。心臓が止まり、脳への酸素供給がストップしてから2分以内に心臓マッサージを行った場合の救命率は90%程度ですが、5分が経過すると25パーセントにまで下がってしまいます。

イギリス心臓病支援基金(BHF)によると、同国では年間に3万人もの人が病院外で心停止を起こしているそうで、そのうち一命を取り留めるのは1割にも満たないといいます。

助かるかもしれない命を救うため、そして人々にCPRの重要性を知ってもらうため、BHFはTwitterアカウントに以下のような投稿をしました。

ツイッターをしているあなたは、突然心停止に陥ってしまいました。この後どうなるか、ハートマーク(いいね!ボタン)を押してみて下さい。

指示された通り、いいね!を押すと、BHFから返ってきたのは…

「残念でした。近くにいた人が心肺蘇生法を知らず、救急車が到着した時にはもう手遅れでした。」

という少しショッキングな返信。

救急隊が到着するまでの時間に、その場に居合わせた人によってCPRが行われるか否かがいかに大切かを、自分の身に置き換えて感じてもらおうというわけです。

このツイートに対しては2万件の『いいね!』が付き、「素晴らしいアイディアだ!」「インパクトがあってとても効果的」など、キャンペーンを支持する非常に多くのコメントが寄せられています。

『FIGHT FOR EVERY HEARTBEAT(ひとりひとりの鼓動のために戦おう)』をスローガンに掲げ、心臓病に関する研究、人々への周知活動を行ってきたBHF。今後も中学や高校、また職場でのCPR講習会など開催するなどして、一人でも多くの命を救うために尽力していくということです。