Case: “Duel” – Audi Presidential Debate Commercial

米大統領選候補のクリントン氏とトランプ氏が直接対決した9月26日の「第1回テレビ討論会」。

大手自動車メーカーのAudiが、同番組のテレビCM枠で、本討論会にピッタリの新CM『Duel(決闘)』を放送し、大きな話題となりました。

CMに登場するのは、2人のホテルスタッフ(男女1名)。2人はかなり激しい格闘を繰り広げている様子。

ホールの中は荒れ放題。テーブルは真っ二つに折れ、ガラスの破片がそこら中に飛び散っています。

この映像が面白いのは、2人の格闘だけではありません。
どうやらこの映像は、実際の映像を逆再生しているよう。何がきっかけでこんなに激しい格闘が始まったのかを視聴者に興味を持たせるストーリーになっています。

ホテルの屋上で取っ組み合ったり、廊下を追いかけ回ったり…2人は赤いチケットを必死に取り合っています。

途中で通り過ぎたレストランの厨房では、2人の戦いっぷりにシェフたちもビックリ。2人の格闘のせいで、料理もお皿もめちゃくちゃです。

ロビーに移ってからも、周囲のお客さんにお構いなしで格闘は続きます。

2人がやっと正常な状態に戻るのはホテルの玄関先でお客さんを待っている時のこと。

しかし、「新型Audi RS 7」が到着した瞬間に、2人の態度は急変。格闘の原因は、なんと「新型Audi RS 7」を運転するための赤いチケットだったのです。

CMの最後は、このような言葉で締めくくられます。(ここでも選挙戦に絡めたような表現が使われています)

美しいもののためなら、戦う価値があります。次の運転手を賢く選ぼう。
(Beautiful things are worth fighting for. Choose the next driver wisely.)

YouTubeでも公開された同CMは、テレビ放送から2週間で再生回数100万回を突破。

世の中を騒がせている大統領選をベストなタイミングで活用した、AudiによるTVCMのご紹介でした。CMを“逆”から再生した映像も公開されているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。