Case: #ShowViolenceTheRedCard

南米で家庭内暴力の発生率が最も高いペルー。同国のテレビ局・CMDは、家庭内暴力の深刻さについて国民の認知を促すべく、人々を“あっ”と言わせる驚きの啓発施策を実施しました。

2018年FIFAワールドカップ最終予選のエクアドルとの試合の直前。スクリーンには、続々とスタジアムに入る選手の様子が映し出されます。

続いて、会場の観客にメッセージをもらおうとカメラが切り替わったその時。スクリーンに映った女性を見て会場内が急にざわめき始めます。

なんとスクリーンに映った女性がサングラスを外すと、顔には沢山の痛々しいあざが。

アナウンサーは実況中継を一時中断し、ペルーの家庭内暴力の深刻な現状を説明します。その間も、顔にあざのある女性たちが次々にスクリーンに映し出されます。

女性たちはカメラに向かって、文字が書かれた1枚のボードを掲げます。

我が家に“フェアプレー”はありません。

ボードを裏返すと、今度は真っ赤な背景に白い文字でこう書かれています。

暴力を振るう人には“レッドカード”を(#ShowViolenceTheRedCard)。

W杯最終予選を観る人には馴染みのある「サッカー用語」を使って、メッセージを発信した今回の企画。国中から注目が集まる絶好の機会を活用し、会場内にいる観客はもちろん、テレビを通して数百万人への認知拡大を図った、ソーシャルキャンペーンのご紹介でした。