Case: BURGER KING | World Literacy Month

世界識字率向上基金(World Literacy Foundation)によると、現在世界で読み書きができない人の割合は5人に1人。全人口の20%もの人々が、十分な教育が受けられないなどの理由で不便な暮らしを強いられています。

大手ファーストフード・バーガーキングはこの現状を大勢の人々に知ってもらうべく、世界識字率向上月間にあたる9月にアメリカで、あるユニークなキャンペーンを実施しました。

同社が注目したのは、ドライブスルーのメニュー。このメニュー表のつづりを誰も読解することのできない“ちんぷんかんぷんな単語”に変えてしまったのです。

注文をしようとドライブスルーに入ってきた人々は、意味不明のメニュー表に戸惑います。

なんとかバーガーの名前を発音しようと頑張りますが、お店のスタッフにはなかなか伝わりません。「私はただバーガーが欲しいのよ!」と大声で叫ぶ人も。

困った人々は、最終的に商品の受け取り口まで車を進め、直接スタッフに「メニューを読めないわ…」「メニューがおかしいの知ってる?」と伝えます。文字を読めずにかなり苦労しているよう。

そしてようやく、スタッフが「世界では5人に1人の人が読み書きできないということを知っていますか?」と世界の識字率の現状について伝えます。

説明を聞いた人々は、「ひどいな…」「どうやって読み書きせずに1日を乗り切っているの?」と驚きを隠せません。そして商品を受取る際は、同キャンペーンに応援や賞賛の声をかける人も。

「メニュー表の文字を変える」というアイデアを通じて人々に“読み書きできないことの不便さ”を実体験させた、バーガーキングによるクリエイティブなCSR施策でした。