Case: The Iconic Bikes – It’s time to change the story.

排気ガスによる空気汚染が日々進んでいるにも関わらず、車を使う人が一向に減らない悩ましい現状。そんな状況を何とかしようと、スペイン交通局(DGT)がスペイン政府と共同でユニークな啓発キャンペーンをスタートしました。

The Iconic Bikes – It's time to change the story. from Diego Lauton on Vimeo.

車以外の交通手段の選択肢として、自転車の存在に気付いてもらうことを目的とした今回のキャンペーン。しかし、人々の習慣を変えるのはそう簡単なことではありません。

今回同局が注目したのが、名作映画に登場する“伝説的な自動車”。大勢の人が一度は目にしたことのある“伝説的な自動車”を自転車に変えることで、自転車という存在への注目を集めようというのです。

選ばれた車は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「ジム・キャリーはMr.ダマー」、そして「ゴースト・バスターズ」に登場する3台。

1台目は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の「デロリアン」。

デロリアンが自転車に変身するとこんな感じに。

タイムマシーンのボタンやスイッチなど特徴的な部分はしっかり残して、自転車になってもデロリアンがモデルだということが瞬時に分かるデザインになっています。

2台目は、「ジム・キャリーはMr.ダマー」の犬型ワゴン「Mutt Cutts」。モコモコした素材はそのままなので、自転車になっても分かりやすいですね。

最後は、シリーズ最新作が日本で公開中の「ゴースト・バスターズ」の「Ecto-1」。もともと霊柩車を改造して作られた車として有名です。

また屋外広告も展開し、思わずクスっとする映画のレプリカのポスターも用意。映画館の壁にも貼られました。

車で行くって?今から向かう所に行くには車は必要ないよ!(Cars? Where we’re going, we don’t need cars.)

今回特別に作られた自転車は、街のいくつかのエリアに展示され、大勢の人々の注目を集めました。実際に自転車に試乗することも可能です。

ユニークなアイデアで人々の注目を集めることに成功した、スペイン交通局による自転車利用促進キャンペーンでした。