Case: #ItsNotMyPeriod

突然ですが“生理中の女性”と聞いてどんなイメージを持ちますか?
恐らく、イライラしている、すぐに感情的になるなど、ネガティブなことを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。

たしかにホルモンバランスの変化や不快な症状などにより、普段よりも感情の起伏が大きくなるのはよくあることですが、だからといって腫れ物に触るように扱ったり、もしくは『あの人は今生理中だから…』などと考えてしまってよいのでしょうか。

オーストラリアの生理用品ブランド・U By Kotexは、そんなありがちな状況に疑問を呈する、ユニークな啓発実験を行いました。

実験に参加してもらった人たちは部屋に通され、そこで男女4人による寸劇を見ます。職場で話し合いをしているシーンですが、そのうちの一人の女性が、プロジェクトがなかなか進まないことにいら立っている様子。

同僚に対し色々と指示をするものの、きちんとした答えが返ってこないことに業を煮やし、ついに声を荒げてしまいました。

…とここで、参加者に質問が出されます。「登場人物の中で、生理中の女性は誰だと思いますか?」

みなさん苦笑いしながらも、眼鏡をかけた女性だと答えます。「威張り散らしていると思うわ。」「なんだか理不尽だったし、興奮して怒りっぽかった。」「生理中の人に何か言うと、すぐにキレるんだ。」と自分の体験談を持ち出す男性も。

そして次の質問。「では同じシーンについて、上司は誰だと思いますか?」

すると皆さん同じように、「眼鏡をかけた女性だ」と返答。

「では、一緒に働くとしたら?」との問いにも、やはり同じ女性を挙げます。「だって、自分の考えをはっきりと伝えていたから。」

最後に「眼鏡の女性は、生理中だからあのような態度をとったのだと思いますか?それとも彼女の性格なのでしょうか?」と聞かれると、「性格だと思う。」「他の人に的確に指示を出していたし、仕事に対して情熱的なのでは。」と、女性への評価がだんだんと変わってきたことが見て取れます。

「生理中だからといって、発言の意図を歪められてしまったり、扱いにくい人だと思われてしまうのはつらいことだ。」という意見も出てきました。

女性の立場からも、今まで『生理中』という言葉に甘んじてしまっていたことを反省する声も。

映像のラストは「それは、私の感情であり、勇気であり、野心であり、情熱であり、視点なのだ。生理中かどうかは関係なく、それが私自身なのだから。」とのメッセージで締めくくられています。

生理は女性だけに与えられた、月に一度の試練。だからこそ男性からの、そして同じ女性からもサポートが必要ですよね。ブルーな時期を少しでも快適に過ごせるようにと願うU By Kotexからの啓発実験ムービーでした。