Case: Positivity Pump

ある調査によると、各種SNS上では毎秒26,000件ものネガティブな内容のつぶやきや投稿がなされているそうです。創業当初より『常に前を向き、何事もあきらめない』という姿勢を貫いてきたアメリカの自動車メーカー・シボレーは、『社会を、そして世界を動かすのはポジティブさなのだ。』そう訴えかけるキャンペーン、その名も「Positivity Pump」を実施しました。

同社がアメリカのニューオーリンズ州、アルゼンチンのブエノスアイレス、南アフリカのケープタウンの3都市に設置したのは、IBM Watson(人間と同じように言語を理解し、情報や経験から学習をするコンピューティングシステム)を用いたガソリンスタンド。

これは、給油をしにやって来た人のTwitterもしくはFacebookの内容を解析し、その人がこれまでに行ったツイートや投稿のポジティブ度をスコア化。その数値の高さに応じて、ガソリンを無料で入れることができるという仕組みです。

要は前向きな人ほど、たくさんのガソリンがもらえるわけですね。

中でも高い志を持ち、それに向かって努力している人には、ガソリンだけでなくその夢を叶える後押しをしてくれます。

例えば音楽の勉強をしているこちらの女性には、ミュージシャンが集うジャズのコンサート会場へと行くようおすすめ。プロによる演奏を間近で見ることができるという、貴重な体験ができました。

また料理を本格的に学びたいと考えているこの男性には、有名シェフの在籍するレストランを紹介し、直接指導を受けられることになったのです。

「ポジティブな思考を持ち続ければ、素晴らしい結果が付いてくる」というブランド理念をユニークな形で体現した取り組みでした。