Case: Know No

2015年1月、アメリカカリフォルニア州にある名門校・スタンフォード大学の学生が、酩酊状態にあった女子大学生に性的暴行を加えるという事件が起こりました。

これに対し容疑者として逮捕されたブロック・ターナー被告は、合意の上の性行為だったと主張。被害女性とまったく異なる証言をした結果、下された判決はわずか禁固6ヶ月という、その罪の重さに到底見合わないものだったのです。

同じような犯罪が二度と起きないよう、そして性行為をする上での“合意”について、若い人たちによく考えてもらうため、この事件に着目した広告会社に勤める二人の女性が『Know No』というキャンペーンを立ち上げました。

公開されたPR動画には、シカゴの街中、数ヶ所に置かれたベッドやソファーに横たわる男性や女性が映し出されています。そして傍らには『If I can’t say no, I can’t say yes.(もしもノーと言えないなら、イエスとも言えない)』と書かれたボードが。

これは『寝ていたり意識を失っていたりして意思表示ができない場合、性行為に対する合意はできない』つまり『イエス以外は全てノー』なのであり、そこにグレーゾーンはないのだ、と訴えています。

Know NoのHPには、『相手が思わせぶりな態度をとった』『誘っても抵抗しなかった』『露出の多い服を着ていた』などの場合は合意とみなしてよいのかということをクイズ形式で解説。セックスというある種デリケートなトピックについて、友人や家族と話し合うよう促しています。