Case: Zulu Alpha Kilo pitches Trump and Clinton

小規模ながら優秀なエージェンシーに送られる、AdAge誌の「スモールエージェンシー・オブ・ザ・イヤー」賞。

2016年に見事受賞したカナダのクリエイティブエージェンシー・Zulu Alpha Kiloが、あっと驚く大胆かつユーモアたっぷりのPR動画を公開したのでご紹介します。

動画に登場するのは、役者が演じる同社創業者のFrank Zulu氏。

アメリカ市場への参入を目指すと話す同氏。なんと米大統領選で注目を浴びるトランプ氏とクリントン氏に対し、依頼もされていないのに、突然選挙キャンペーンの提案書を送りつけたのです。

しかも同社が同時に両氏のキャンペーンを担当するという、なんとも大胆でずうずうしい提案。提案書も表紙の色が違うだけで、中身は同じよう。

その後もZulu氏は政治を茶化したり、トランプ、クリントン両氏の特徴を小馬鹿にするようなキャンペーングッズを堂々と紹介。

例えば、この「MAKE COMBOVERS GREAT AGAIN.(バーコードヘアを再び偉大なものにしよう。)」と書かれたキャップ。トランプ氏の髪型を彼が掲げるスローガンを文字って茶化しています。

こちらは、クリントン氏の「I PROMISE TO SERVER THE PEOPLE.(国民に尽くすことを誓います。)」と書かれたポスター。

“SERVER”という言葉を敢えて使うことで、クリントン氏の私用メール問題を茶化しています。

これらのグッズは同社のHPでも掲載。

そして最後は、「アメリカとカナダをいい関係にできるのは僕くらいのもの。興味があったら電話してね!」と、なんとも軽い口調で締めくくられる今回の動画。

カナダの新進気鋭のエージェンシーが仕掛けた大胆不敵なセルフプロモーションでした。