Case: Le Bon

価格の安さから食品の品質が低いと思われがちなディスカウントスーパー。
そんなマイナスのイメージを払拭しようと、スウェーデンの大手ディスカウントスーパー・LIDLが、ゴージャスかつ一風変わった晩餐会「Le BON(おいしいもの)」を開催。見事、大勢の市民の注目を集めることに成功しました。

今回開催した晩餐会「Le BON」は、地元スウェーデンのストックホルムで開催されるノーベル賞に着想を得て、ノーベル賞晩餐会を忠実に再現するというアイディア。

そこで提供される料理にも注目が集まるノーベル賞晩餐会を上手く活用することで、同社の食品の“質の高さ”をアピールしようと考えたのです。

「Le BON」が開催されたのは、ノーベル賞晩餐会と同じ2015年12月10日の19時頃。本物に負けず劣らずとっても華やか。

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会場の装飾からゲストやシェフ、そしてウェイターの人数まで、ノーベル賞晩餐会と全く同じ。細部まで忠実に再現しています。

もちろん、肝心の料理もそっくり。全てのメニューにLIDLの食品が使われています。

そして本物のノーベル賞晩餐会同様、「Le BON」の様子はTVで生中継も。

TVやSNSなど様々なメディアに取り上げられ、Twitterのトレンドワードでは「Le BON(#lebon2015)」が「ノーベル賞晩餐会(#nobel2015)」を抜いて堂々の第1位に。まるでノーベル賞晩餐会をハイジャックしたかのように話題になりました。

晩餐会終了後のゲストによる料理に対する評価も10点満点中8.6点と高得点。スーパーの売上は前年に比べ、6.71%アップ。

また晩餐会で得た収益、総額57,206ユーロ(約660万円)は全て小児がん基金に寄付。社会貢献の役割も果たしました。

毎年、世界中から注目を集めるノーベル賞晩餐会。予想もつかない方法で、地元ノーベル賞晩餐会のイメージを巧みに活かしたPR施策でした。

Lidl Le Bon Casefilm from STANDART on Vimeo.