Case: Red Cross Hashtags for life

ペルーの人口は約3,000万人。それに対し献血登録をしている人はたったの1,250人。

この厳しい現状を改善すべく、赤十字がペルーで行った「命を救うハッシュタグ(Hashtags for life)」プロジェクトをご紹介します。2016年カンヌでモバイル部門のゴールドを受賞したケースです。

プロジェクトの参加方法は至って簡単。
ハッシュタグに、「自分の血液型(A/B/O/AB)」、「RH(+/−)」、そして「PERU」を付けてSNS上に投稿するのみ。手間のかかるイメージがある献血登録がたった30秒で終わるのです。

O型RHマイナスの人は「#ONEGATIVEPERU」、A型RHプラスの人であれば「#APOSITIVEPERU」を投稿するといった具合です。

投稿されたハッシュタグを元に、赤十字は登録者をデータベース上で管理。

緊急で血液が必要になった場合は、データベースから血液型適合者を探し、SNSのダイレクトメッセージ機能を使って直接登録者に連絡を取ります。

今回のプロジェクトにより、新たに約23,000人が献血登録をし、登録者の数は当初の1,800%にまでアップ。

更に屋外広告や新聞等への露出も図り、参加者はますます増加。数多くのメディアにも取り上げられ、話題の活動となりました。

既に他の国々でも導入が始まっている今回のプロジェクト。現代人が慣れ親しんだSNSの“ハッシュタグ”を上手く活用することで、大幅に献血登録者を増やすことに成功したデジタル施策のご紹介でした。