Case: Straight Outta

2015年に公開され大ヒットした映画『STRAIGHT OUTTA COMPTON』。“コンプトン”という米カリフォルニア州にある犯罪の絶えない街で生まれたヒップホップグループ・N.W.A.の伝記映画です。

この映画と人気ヘッドフォンブランド「Beats by Dre」のコラボキャンペーンが世界的に話題になりました。メッセージは「誰にも誇れる地元がある」というもので、市民自ら“地元の良さをPRしてもらおう”という主旨のソーシャルキャンペーンです。

キャンペーンの参加方法は簡単。まず専用サイトにアクセスし、映画のロゴの「COMPTON」部分に自分の出身地を入力。お気に入りの写真1枚をアップロードし、地元をアピールするオリジナル画像を作ります。

あとは、ハッシュタグ「#straightoutta」を付けてSNSで画像をシェアして完了です。

キャンペーンは瞬く間に話題となり、世界中の人々が自ら作ったオリジナル画像をシェア。地元の“レペゼン”(=“代表してアピールする”の意)をし始めました。

世界的人気スターらも続々とキャンペーンに参加。SNSを賑わせました。

そして、キャンペーン開始からわずか24時間以内に、Twitter、Instagram、そしてFacebookで流行トピック第1位を獲得。これまでどのブランドも達成したことのない記録です。

ついには、アメリカのオバマ大統領もキャンペーンに参加。

社会現象ともなった今回のキャンペーン。キャンペーンサイトは1,100万PV、ダウンロード数は800万を達成し、2015年アメリカで最大のソーシャルキャンペーンとなりました。

大ヒット映画・商品・テーマがうまく結びつくことで人々の気持ちを一気に加速させ、社会現象とまで引き起こしたソーシャルキャンペーン事例のご紹介でした。