Case: Hamilton

現在ブロードウェイで上映中の超人気ミュージカル『ハミルトン』をご存知でしょうか。アメリカ建国の父たちの一人であり、10ドル札にも描かれているアレクサンダー・ハミルトンの生涯を、ヒップホップを中心とした音楽で描いたもので、一時は数か月先までチケットが完売してしまったほどの話題作です。

毎年6月に開催され、アメリカ演劇界で最も権威のあるトニー賞において、史上最多となる13部門で16ものノミネーションを受けていた本作品。毎年授賞式を全米生中継しているCBSが、6月9日に以下の動画をFacebookに投稿しました。


これはハミルトンに出演するキャストが、『Wait for It』という劇中歌をアカペラで歌っている場面を収めたもの。360°カメラで撮影されているので、マウスを動かせば、好きな向きに視線を変えることができます。

遠く離れた客席からではなく、舞台上にいる出演者のすぐ近くで撮影された本映像は、彼らの迫力ある歌声に加え、表情や息遣いまでもを感じ取ることができ、ファンならずとも必見。まるで舞台場にいる自分一人のために歌ってもらえている…そんな錯覚すら覚える臨場感溢れるVRコンテンツに仕上がっています。授賞式への期待を高める(=テレビ視聴を促す)CBSによる巧みな演出です。

12日に行われた授賞式では、作品賞、主演男優賞をはじめ11部門を受賞したハミルトン。オバマ大統領も絶賛したという素晴らしい作品、ぜひ本場で見たいと思わずにはいられませんね。