Case: Photo coach

皆さんは、お手持ちのデジカメやスマホのカメラ機能、使いこなせていますか?

旅行先などで、せっかく素晴らしい風景やシャッターチャンスがあるのに、いざカメラで撮影してみると実際とは随分かけ離れた残念な写真になってしまった、そんな経験はないでしょうか。

そんな人たちのためにCanonが開発したのが、『Photo Coach』と名付けたデジタルサイネージ。

世界中から旅行者が訪れるマンハッタンの中で、特にフォトスポットとなっている数ヶ所に設置されたこの電子看板は、その日、その時の時刻や天気、明るさなどの情報を常に把握し、それをもとにベストな写真を撮るためにヒントを教えてくれるというもの。

例えば、夜間にはヘッドライトが光の軌跡となって流れる、美しくも幻想的な写真を撮るためのコツをレクチャーしたり、非常に天気が良い日中には露出を調節することなどをアドバイスをするといった具合です。

他にも、撮影する対象物に夕日があたって一番きれいに見えるタイミングや、コンサート会場で、公演が終わったキャストが劇場から出てくる時間を知らせてくれたりと、ガイドブックには決して乗っていないリアルタイムの情報を得ることができるのも、旅行者にとっては非常に嬉しい点。

200もの役立つアドバイスが詰まったこのビルボードは、2,700万ものメディアインプレッションを獲得、ブランドのエンゲージメント率は1,485%上昇するなど、大きな注目を集めました。

カメラに関する知識と経験がなくともプロ級の写真が撮れるという、写す人の立場に立ったターゲティングが見事な施策でした。