Case: THE (VERY) POLITICAL COLLECTION

連日メディアを賑わせている、アメリカ大統領選挙。11月8日の投票日に向けて、各党の候補者による指名争いが繰り広げられています。

そんな中、同国のチョコレートブランド・Harper Macawが、デザイン会社・Design Armyによる大統領選をモチーフにしたユニークなパッケージのチョコ『THE (VERY) POLITICAL COLLECTION』を発売し、話題を呼んでいます。

制作されたのは全部で6種類。

・『TEA PARTY(ダークチョコレート+アールグレイ)』
1773年に起きたアメリカ独立革命の象徴的事件、ボストン茶会事件をモチーフにしたデザイン。米国発の女性大統領が誕生するかもしれないという、まさに歴史に残る選挙戦であることをイメージしているようです。


・『FILIBUSTER(ミルクチョコレート+ピーナッツ、プレッツェル)』
日本のコミックをイメージしたデザイン。吹き出しに書かれているコメントは、上院議員による実際の発言からヒントを得ているそう。


・『FLIP-FLOPPER(ミルクチョコレート+トフィー+シーソルト)』
バター、小麦粉、はちみつで作った甘いトフィーに、シーソルトの塩気が効いたこのフレーバーは、固定の政党を支持していない浮動票を表しています。


・『TAXATION WITHOUT REPRESENTATION(ダークチョコレート+砕いたカカオ豆)』
アメリカの首都であるワシントンD.C.はどの州にも属しておらず、連邦政府により直接管理されているため、選挙権がほかの州とは少し異なっているのだとか。描かれている男性が起こったような表情をしてるのは、この都市に住む住民の不満を表しているのかもしれません。


・『RED STATE(ダークチョコレート+甘酸っぱいベリー)』
共和党のシンボルカラーである赤色のジャケットに身を包んだゾウは、裕福な家柄の象徴。保守主義の立場を取る共和党を支持する、大企業や白人などの富裕層を表しています。


・『LEFT WING(ダークチョコレート+ヘーゼルナッツ)』
「LEFT WING」は左翼、つまりリベラルの立場をとる民主党のこと。よく見るとピーナッツやアーモンドなどが描かれていますが、英語では『ナッツ=クレイジーな』という意味があり、急進派を示唆しているものと思われます。

Design Amryによると、アメリカ最大のテレビ局・CBSがこのチョコレートを200個ほど購入し、現職の大統領とジャーナリストが懇談するホワイトハウス特派員協会ディナーで配ったのだとか。

ちなみにこちらのチョコレートはHarper MacawのHPからも購入することができます。白熱した選挙戦に乗じたチョコレート菓子のウィットに富んだPR施策でした。