Case: Buried ads

イタリアでは夏の間、1、2ヶ月のバカンスを満喫するため街を離れる人が沢山います。
しかし、ペットの犬は一緒に連れていってもらえなかったり、小さなケージ入れられて大変な思いをしたりすることもしばしば。

そこで、イタリアの大手フェリー会社・GNVは、お客さんがペットと一緒にフェリーに乗船できるように船室を改装。この取り組みを世間に知らせようと展開した広告が今、話題となっています。

それが、バカンスから3ヶ月程前に、ミラノの公園で実施された「埋められた広告(Buried Ads)」。

フェリーの広告が印刷された犬用のおもちゃを土や草むらの中に埋めておき、それを通りすがりの犬に見つけてもらい、飼い主の所まで運んもらうというものです。

犬がちゃんとおもちゃを発見できるように、隠し場所の周りにはエサを置いておきます。

そして、予想通り、散歩中の犬がエサにつられておもちゃを発見。

嬉しそうに飼い主の所まで走って行って、おもちゃを届けます。

おもちゃをよく見ると、そこには「今年の夏は、4つの足を持つ友達と一緒に船で休暇に出かけよう!」というGVNの広告の文字。

SNS上でも話題となり、あっという間に拡散された今回のアンビエント広告。

広告を実施して2週間で、フェリーの予約率が24%、サイトのPVが34%、そしてSNSのフォロワーが48%アップと、大きな成果をもたらしました。

ペットを介して、飼い主に広告を届けるという面白い発想。犬の乗船を可能にする取り組みから、それを伝えるPR広告まで、犬好きの心を掴むことによって成功した事例のご紹介でした。

GNV – Buried ads from DLV BBDO on Vimeo.