Case: ロイヤリティ マーケティング「バファローズポンタ」

話題になった、または今後話題になるであろう日本国内の広告・クリエイティブの事例の裏側を、案件を担当した方へのインタビューを通して明らかにしていく連載「BEHIND THE BUZZ」。

今回は、株式会社ロイヤリティ マーケティングによるTwitterアカウント「バファローズポンタ」を取り上げます。共通ポイントサービス「Ponta」の運営元であるロイヤリティ マーケティングが、プロ野球 オリックス・バファローズのスポンサーとなり、キャップへのキャラクターとロゴの掲示のみならず、Twitterアカウントも開設。

そのTwitterアカウント上で繰り広げられるキャラクター「バファローズポンタ」の喜怒哀楽豊かな表情が話題を呼び、現在のフォロワー数は開設一ヶ月強程度で50,000人超え。キャラクターの人気上昇や、「Ponta」サービス自体にも繋がったのでしょうか?「バファローズポンタ」のプロデュースをしている、株式会社ロイヤリティ マーケティング コミュニケーション本部 ブランディング・コンテンツ部 アシスタントマネージャー 奥山 珠里さんにお話を伺いました。

Interview & Text : 市來 孝人

ファンの皆様と一緒にバファローズを応援していこうという気持ちを伝えていきたい

—奥山さんが所属している部署では、元々どういった業務をご担当されているのでしょうか?

Pontaポイントのサービスの宣伝・ブランドを統括している部署です-。その中でキャラクターの宣伝も担当していて、通常のポンタの公式Twitterや、ポンタを起用したイベント、協賛なども担当しています。

—オリックス・バファローズのスポンサーとなった経緯を教えて頂けますか?

元々オリックス自動車さん、オリックスクレジットさんといった、オリックスグループのPonta提携企業があったことが、スポンサードのきっかけです。オリックス・バファローズには今年からキャップスポンサーとして関わっています。昨年11月のファン感謝イベント「Bs Fan-Festa 2015」にてポンタのマークが入ったキャップがお披露目されたのですが、プロ野球チームのキャップにキャラクターが出るというのもなかなかない事例で、ファンの方の中では驚かれた方も多かったようなのです。
弊社としてはファンの皆様と一緒にバファローズを応援していこうという気持ちを伝えていきたく、キャップに登場するだけではなくプロモーションの計画を立てることにしました。その中の一つが今回のTwitterです。


—「バファローズポンタ」ほぼ毎試合画像つきでツイートされているので、やはり気になるのは画像がどのように準備されているのでしょうか?という点ですが…

戦況に合わせて描いているものが多いです。勝ったときは思いっきり喜んで、負けたときは思いっきり落ち込んで…ファンの方がその試合を見てどう思っているかなということを考えながらイラストに落とし込んでいます。勝ったときも負けたときも出来るだけ喜怒哀楽を表現しているので、通常のポンタのTwitterよりは振り切った表情のイラストが多いですね。


—アカウント開始直後に連敗が続いて、悲しい表情のツイートが多く、ネットニュースでも「不憫」と話題になっていた中でのサヨナラ勝ち。この時のフォローやRTの伸びはすごかったのではないですか?

元々アカウントが出来てからの初ホームランや勝利は盛り上げたいと思っていたので、初ホームランについては「ホームランが出たらアップしよう」と前々から思っていました。また「サヨナラ!」については、サヨナラ勝ちを見て急きょ用意しました。このサヨナラ勝ちツイートは7分で6,000RT(現在約14,000RT)、その時のTwitterトレンド6位・画像検索で1位、Yahoo!トレンドで2位となりましたが、この反響には驚きました。またネットニュースでも多く取り上げて頂きましたが、キャラクター自体がニュースになることはあまりなかったので、嬉しかったですね。


社内にカレンダーを用意して、バファローズの勝敗を共有

—プロ野球のシーズンはまだ序盤ですが、今後の展開についてもお聞かせ下さい。

もっとバファローズポンタが球場に行けたらという話も進めているところです。またグッズについてもLINEクリエイターズスタンプや、ぬいぐるみ、スマートフォンケースなどを発売予定です。
弊社内でも毎試合楽しんで見させて頂いています。実は社内でもカレンダーに勝敗をつけていて、社員みんなが現在の状況を分かるようにしています。

—実際にポンタ本体への反響などもありましたか?

元々ポンタは共通ポイントサービスのキャラクターなので、いわばサービスのアイコンとしての認識が強かったと思うのですが、喜怒哀楽を入れることでキャラクターへいっそう愛着をもって頂き、バファローズさんや弊社のことも知って頂ければと思っています。実際に「ポンタのLINEスタンプを買った!」、「Pontaカードを作りに行った」、提携社さんで「買い物に行った」というコメントをTwitter上で見ることも増えています。