Case: LittleBigShow

スキンケアブランドのGarnierが、ロシアで、バレンタインデーと国際女性デーに合わせて、“ロシアの国民的人気ラッパーがスマートフォン越しに踊ってくれる”というデジタルプロモキャンペーンを実施し、ターゲット層に広くリーチすることに成功しました。

ターゲット層である若い女性たちが嫌うもの、それは“ニキビ”と“広告”。

そこに着目したGarnierは、若い女性たちのニキビ用洗顔フォームをプロモーションするために、若い女性たちが忌み嫌う広告を、若い女性たちが虜になる広告に仕立て上げました。

広告に起用したのが、ロシアのジャスティン・ビーバーこと、国民的人気ラッパーのEgor Kreed。

Garnierの対象商品を購入し、専用アプリをダウンロードして、スマートフォンで商品を映すと、なんとEgor Kreedが画面上に現れ、商品の横で歌とダンスのパフォーマンスを繰り広げてくれるというものです。

これには、若い女性たちは大熱狂。

商品を植木の上に置いてEgor Kreedを緑の上で歌わせてみたり、テーブルや階段をパフォーマンスのステージにしてみたり、冷蔵庫の中や指先や洗面台に出現させるファンもいたようです。

Garnierの商品でニキビケアをしてお肌の手入れをしっかりすることで自信をつけた(!?)女性たちは、あらゆる舞台でEgor Kreedと夢の“共演”を繰り広げ、次々に撮影した動画を投稿しました。

Egor Kreedの動画の視聴回数は2,850万回を達成したといい、売り上げは49%、マーケットシェアは27%から36%に増加することに成功しました。

最もユニークなパフォーマンス動画を制作した人の元に、Egor Kreed本人が突撃訪問し、その女性のためだけにパフォーマンスを披露してくるという企画も用意されており、人気ラッパーとの“共演”動画投稿件数に拍車をかけています。

スキップされがちな広告に人気ラッパーのパフォーマンス要素を加えることで、ターゲット層が食いつく広告に仕立て上げたデジタルアンビエント施策でした。