Case: CRAZY ENOUGH TO CHANGE THE WORLD

ネット上には画像やイラストなどのフリー素材がたくさんありますが、その中でも異彩を放つ存在のビデオライブラリー『CRAZY ENOUGH TO CHANGE THE WORLD』をご存知でしょうか。

これは広告会社に勤務するMarko Romcevicさん、そしてDusan Adamovicのふたりが立ち上げたサイトで、環境保護、交通安全、女性や子供の権利の保護などをテーマに制作した啓発動画を無料素材として提供しています。

プロジェクトを始動したきっかけは、『世界をより良いものに変えていきたい』という純粋な信念。寄附を募るのが目的ではなく、あくまでもこれらの映像をシェアしてもらうことで社会貢献することがふたりのビジョンです。

ここに掲載されている動画は『公共の利益になる目的として使う』、そして『ハッシュタグ「#CrazyEnoughToChangeTheWorld」を付ける』という条件さえ満たせば、自由に転載することが可能。ダウンロードして編集したり、音楽を挿入したりしてもオーケーです。

制作されたビデオは
・暴力夫に対する防衛術を紹介した「TUTORIAL: How to defend yourself against domestic abuse」

・小児性愛者から子供を守る啓発動画「Video against Pedophilia」

・インスタグラム活用を活用した臓器移植のドナー登録を訴えるキャンペーン「#GiveAHeart | Instagram campaign on Organ donation」

など、全10作品。これらライブラリの映像は、ミュージシャンが自らのMVに使用したり、人気モデルやNBA選手などがSNSで紹介したことから爆発的に広がり、世界各国の大手メディアもこぞって取り上げるなど非常に大きな注目を集めることに成功。映像の視聴回数は430万回にものぼり、620万ものインプレッションを獲得したのです。

たった二人で始めた、世界を変える取り組み。インターネットの影響力を改めて実感させるキャンペーンでした。