Case: Birdhouse alarm

イタリアの保険会社・Generaliは、国土の約40%が山火事の被害を被っているというスペイン北部に暮らす人々のために、山に山火事報知“巣”を設置するという取り組みを実施しました。

2015年、スペイン北部の約40%が山火事の被害に遭ったと言います。森林警備隊によると、年間あたり平均50件の山火事が発生しており、過去40年間で実に2,000件の山火事が発生したことになります。

この土地にも多くの顧客を持つGenerali保険は、山火事により家だけでなく広大な土地をも失ってしまうことがある地元民のために、山火事を極力早い段階で確認し、一刻も早い消火活動につなげることで、被害を最小限にとどめるべく、山火事用“火災報知器”ならぬ、“火災報知巣”を考案し、木々に設置しました。

こちらがその“火災報知巣”。

火災を感知するセンサーと位置情報を送信する機能を兼ね備えているもので、火災が発生すると、センサーが煙を感知し、森林管理消防署に火災発生現場の位置情報を送信するというものです。

常に山火事と隣り合わせに生活する多くの地元民にとって、火災を早期に検出し、素早い消火活動開始を促す“巣箱”は、一つの解決策となるかもしれません。常に新しい技術による新しいソリューションを採用することで、多くの人が暮らす住まいだけでなく、人類が住まう地球と言う名の住処をも守るプロジェクトでした。