Case: The brainBAND project from Samsung

激しくぶつかり合うスポーツの代表格とも言えるラグビー。特に頭に強い衝撃を受けることにより脳震盪を起こす選手が後を絶たないと言います。今回は、サムスンによる、テクノロジーとクリエイティブの力で選手たちを脳震盪の危険から守るプロジェクト、その名も「brainBAND」プロジェクトをご紹介します。

オーストラリアの国民的スポーツであるラグビー。ラグビー選手は多くの人の憧れの的であり、試合会場には日夜大勢の人が訪れます。

激しくぶつかり合うプレーが見どころの一つですが、その衝撃は想像以上に大きなものだといいます。トップ選手のレベルになると、何と時速50キロの自動車が衝突事故を起こしたときの衝撃とほぼ同じだというのです。中には、その倍以上の衝撃を受けるタックルもあるとか。

当然怪我と隣り合わせですが、特に怖いのがその衝撃を頭で受けてしまったとき。選手は脳に激しい衝撃を受けることで、CTE(慢性外相性脳症)を患うこともあり、運動能力に後遺症が残ってしまったり、記憶喪失やうつ病、認知症などに発展してしまったりすることもあるといいます。

選手たちはもちろん、その家族をも苦しめることになる強打による脳震盪から選手たちを守る方法はないか。サムソンが提案する解決策は「brainBAND」です。

「brainBAND」はその名の通り、脳を守るヘッドバンドです。

ヘッドバンドを付けた選手が激しく衝突すると、ヘッドバンドに内蔵されているセンサーがその衝撃の度合いを測定し、アプリを通して、チームドクター、コーチ、審判にその情報を即座に送信します。

また、試合中に受けた衝撃データは蓄積されており、選手が受けた衝撃の総量により、“黄色”・“オレンジ”・“赤”信号を視覚的に点灯表示し、選手を交代すべきタイミングを知らせるという機能も持ち合わせています。

「brainBAND」の検証実験には元オーストラリア・プロラグビー選手のイスラエル・フォーラウ選手も加わり、その性能と機能に期待を寄せています。

現ラグビー選手はもちろんのこと、次世代のラグビー選手の安全にも必要不可欠なものとなるかもしれない、選手たちの脳の危険信号を知らせてくれるコンタクトスポーツプレイ時用ヘッドバンドでした。