Case: Glad Instaglad

タッパーやラップなどキッチン用雑貨メーカーのGladが、世界各地で深刻化している食物廃棄問題に人々の関心を集め、Gladを使ったシンプルな解決策を提唱するべく、インスタグラムを使った啓発企画、その名も「Instaglad」を南アフリカで実施し、大きな注目を得ることに成功しました。

食生活が豊かになった反面、日々大量の食品が廃棄されていることも事実であり、深刻な問題の一つとなっています。廃棄される食品は、賞味期限が切れてしまったもの、腐敗してしまったものだけでなく、まだ食べることができるけれど、単に余ってしまったものも数多くあります。

そんな中、Gladは、“まだ食べることができるものを捨ててしまうのはもったいない”、“余り物はきちんと保管することができる”ということを訴求するために、インスタグラムで、ユーザーの投稿があった食品写真に加工を施し、“食品を保存している写真として再投稿する”という企画を実施しました。

こちらが、インスタグラムで日夜投稿される“食品写真”。おいしいものを作ったり、食べたりしたら、写真を撮って投稿することはもはや日常化していますよね。

そして、これらのユーザーが投稿した“食品写真”を2日間保存した後、Gladが加工して再投稿したのがこちら。

2日前に投稿した“食品写真”が、“Gladの食品保存用袋に入れられている写真”であり、きちんと保存すれば2日後もまだ十分に新鮮さを保っていることを伝え、余りものはすぐ廃棄ではなく、きちんと保存し、最後まで食することで、ゴミ軽減に協力することができることをメッセージしています。

Gladの取り組みは、多くの人々の関心を引き付けることに成功し、有名レストランのオーナーシェフやお料理番組のパーソナリティーなど、同国著名人からもポジティブな反応を得ることができたといいます。

インスタグラムで実に多数の“再投稿”を繰り広げられたという本施策は、インスタグラムの世界では“やや斬新すぎた”のか、Gladのフィードが削除されてしまうという結末を迎えたとか。

食品廃棄問題の一解決策として“食品保存”を唱えるべく、投稿されたフード写真を、「食品保存袋に入れて再投稿する」という、インスタグラム史上最も“新鮮”なアイディアでした。