Case: Retoucher and Wind Machine

“You’re not you when you’re hungry.”(お腹がすいている時、君は君じゃない)というタグラインでグローバルキャンペーンを展開している大手菓子ブランド・スニッカーズが、アメリカの人気スポーツ週刊誌・Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)に出稿した広告をご紹介。

Sports Illustratedといえば、毎年2月に発行する水着特集号が名物で、この月の売り上げ部数は普段に比べて大幅アップします。今年の表紙は3パターン制作され、プラスサイズモデルや総合格闘家が起用されたことでも話題を呼んでいます。

そんな人気雑誌の裏表紙に掲載されたのが、こちらのプリント広告です。黄色い水着を着用した健康的な美女が、青く澄んだ海を背景にポーズを決めているのですが…よく見ると、どこか変ですよね。

誰とも分からぬ謎の手が肩にかけられていたり、へその位置が違ったり。そしてモデルの左側には「Photo retouchers get CONFUSED when they’re hungry」というコピーが添えられています。

これはつまり、『Photo retouchers=画像修正する人』がお腹が空いた状態で作業をしたため、こんなにおかしな写真になってしまったのだ、ということ。(ちなみにこの写真には11ヶ所間違いがあるそうですので、探してみて下さい。)

そしてもう1つのバージョンがこちら。モデルが美しく髪をなびかせているはずの写真が、送風機の風が強すぎて、見るも無残な状況に。

下の方には「Wind machine operators get LOOPY when they’re hungry(送風マシンを操作する人も、お腹が空いたらぼうっとしてしまう)」と書かれています。

日本でもよく知られている『お腹が空いたらスニッカーズ』というキャッチコピーをコミカルにPRすると同時に、今や当たり前となっている、雑誌や広告の画像にフォトショップなどで加工・修正を加えることに対し、揶揄する意図もあるのかもしれませんね(本誌でプラスサイズモデルも起用しているという背景からそのように推測しました)。

世界各地で実施されたスニッカーズの広告に関心のある方は下記もご覧ください。
スニッカーズのユーモアあふれる広告(まとめ)