Case: NIVEA Presents The Second Skin Project

技術革新は目覚ましく、人類の夢を実現するテクノロジーが日々誕生しています。今回は、ニベアが開発した“遠く離れた人の肌のぬくもりを感じることができる人工スキン”、その名も「Second Skin Project」をご紹介します。

インターネットの普及により、遠く離れた人との意思疎通が容易になりましたが、メールやSNSを通したコミュニケーションで伝えきれないものがあります。それは、直接肌と肌を触れあうことでのみ伝えられる“肌のぬくもり”です。

ニベアが数年に及ぶ開発期間を経て作り上げたのが遠く離れていても、その人の肌のぬくもりを伝達し、それを感じることができるという“人工スキン”。

“人工スキン”はナノテクノロジーにより人工的に作り上げたスキンに電気的インパルスを加えたものであるといい、遠く離れた地から疑似的に自分の肌に触れる人の手の“ぬくもり”や、“動き”、や“肌に触る強さ”を数層からなる人工スキンが感知し、まるで実際に触れられているかのようなスキンシップを体験することができるというものです。

今回、この画期的な技術を体験する機会を得たのは、ローラさんとパブロさん親子。

母ローラさんはスペインのマドリッドに暮らしていますが、息子パブロさんはそこから飛行機で14時間はかかるという遥か遠いパラグアイのチャコに住んでいます。

日頃はWhatsAppでコミュニケーションを図っている二人ですが、言葉でいくら愛を伝えても伝えきれないと話しており、実際にハグして互いに触れて肌のぬくもりを伝えることを望んでいます。

2人の心に残る印象的なハグを聞くと、ある年のクリスマスにパブロさんが喘息の発作で昏睡状態に陥った時であると涙ながらに話してくれました。母ローラさんは息子の回復を願い息子のTシャツを胸に強く抱いて一晩過ごしたと言い、昏睡状態から覚めた時に思いっきり抱きしめたハグが忘れられないと言います。

2015年のクリスマスも共に過ごすことができないそんな強い絆で結ばれた2人に、ニベアが開発したテクノロジーを通して、思い出に残るハグをプレゼントしようというのが今回の企画趣旨です。

ローラさん、パブロさん共に人工スキンを身にまとい、それぞれがそれぞれの地でスタンバイします。

2人は共にVRヘッドセットを付けており、まるで目の前に互いが存在しているかのようなバーチャルリアリティも体験することができます。

そしていよいよバーチャルなスキンシップが始まりました。

指示通りパブロさんが右手を動かし、疑似的にローラさんに触れると、ローラさんにパブロさんの手の動きが伝わったようで、ローラさんは限りなくリアルに近いスキンシップに感激している様子です。

しかし、ここでアクシデント発生。ヘッドセット越しに見えていたパブロさんの姿が突如見えなくなり、現場は騒然とします。とりあえずヘッドセットを一旦外すことになり、それを脱ぐと、なんと目の前に“本物”のパブロさんが現れるというサプライズが用意されていたのです。

待ち焦がれていた息子との再会を果たすことができてローラさんは感激のあまり目に涙を浮かべ、ぎゅっと息子を抱きしめます。

最新技術による疑似スキンシップもいいですが、本物のスキンシップは遥かにそれを勝るものであるとのメッセージでフィナーレを迎える実験動画でした。

動画の最後の最後に“実は「Second Skin Project」なるものはニセのものである。”とのテロップが表示されます。画期的な“人工スキン”はフィクションですが、2人のストーリーはノンフィクションです。感動的な実験映像をぜひ一度ご覧ください。