Case: Bills vs. coins

アメリカのスーパーの出入り口などでよく見かけるCoinstar(コインスター)という両替マシーンが実施したアンビエント施策をご紹介。部屋で硬貨を数枚見つけても「たかが小銭…」と全く気にも留めてなかった人へ、「されど小銭」と家中の硬貨をかき集めたくなってしまうようなアイディアプロモーションです。

米国のとある街中で突撃インタビューが実施されました。

“硬貨がびっしり詰まったこちらのビンと、50ドル紙幣、あなたはどちらが欲しいですか?”

どの人も“50ドル紙幣が欲しい。”と答えます。なぜなら、“ビンに入っているのは小銭で、たくさん詰まっていたとしても、その額はたかが知れているから。”

“それでは、ビンに入っている硬貨は総額いくらくらいだと思いますか?”という問いに対しては、“15ドル!”、“45ドルくらいかな。”と予測額に多少幅があっても、50ドルには満たないだろうというのが大方の意見でした。

そこで、“では、実際に数えてみましょう!”との掛け声で突如現れたのが、こちら。

Coinstarという小銭を紙幣に両替してくれる機械です。

これに、先ほどのビンに入った硬貨を投入します。すると、硬貨の計算が始まります。

“たかが小銭”と期待していなかった金額はどんどん上がり、その総額は50ドルは遥か70ドルをも突破します。

これには、皆びっくり。迷わず50ドル紙幣を選んだ人たちは、ビンにつまった小銭の底力に驚きを隠せませんでした。

“ぜひご家庭に散らばっている小銭をかき集めて、Coinsterで両替してみてください。あなたの想像を超える金額になりますよ。”と、Coinsterの利用を促すアンビエント施策でした。