Case: The Switch

先日日本に上陸した映像ストリーミング配信事業社・Netflix(ネットフリックス)が、快適にテレビドラマや映画を鑑賞するための画期的なアイテム、「THE SWITCH」を考案、発表しました。

このスイッチ、ボタンを押すだけで、テレビとNetflixを起動し、照明を暗くして、デリバリーの食事を注文し、スマホの電源をオフにするという機能を一括して行うことができる優れモノなんです。

視聴環境を準備万端な状態にすることで、Netflixで好きな映像を快適に楽しめるというわけですね。

とっても便利なこの装置ですが、発売されているわけではなく、Netflixではユーザー自ら手作りすることを推奨。同社のサイトには、このボタンの作り方や設定の仕方などが詳しく掲載されています。ざっと見た限りですが、かなり難しそうです…

苦労して作り上げた装置を使ってお気に入りの番組を見れば、楽しさも倍増するかもしれませんね。

Netflixと言えば、番組レコメンド機能や*オリジナルコンテンツ(ドラマ)に定評があり、それらが人々のNetflixを選ぶ理由であり、満足度を高め、利用継続する主因となっています。

今回の施策は、そういったサービスの核となる部分以外の周辺領域においても、“ユーザーとの関与を深める目的”、“映像視聴習慣の常識を変える、ユーザーの期待を超えるというNetflixブランドの想いを示唆する目的”で行われた取組みに思えます。『あなたの‘Netflixタイム’を瞬時にコーディネートするスイッチです!』という半分ジョークを交えた遊び心あふれる施策でした。

*オリジナルコンテンツをフックにした宣伝活動には、ニューヨーク・タイムズやWIREDといったメディアと組み、高品質なネイティブアドを実施していることで知られています。直近も新番組『ナルコス』をウォール・ストリート・ジャーナルで特設ページ-[COCAINENOMICS]を作って訴求しており、注目を集めています。[9月22日に公開された同ページのシェア数は、10日足らずで10,000件近くにのぼります。(Buzzsumo調べ)]